【ペリカン】エーデルシュタインのタンザナイト買ってみた

エーデルシュタインのタンザナイトカードリッジ

こんにちは、白みやです。

 

しばらくぶりのブログ更新になってしまいました。

ゴールデンウイーク中に文房具見にいく予定だったのですが、風邪ひいてしまったのでコナンの映画見るくらいしかろくな外出してなかったです。残念……

 

最近はそろそろ金ペンが欲しい!と思うようになってきたのでじっくり時間かけて選びたいと思います。

 

今一番気になっているのはスーベレーンの白です。が、汚れが気になる。

買ったからにはガシガシ使いたいので実用していてストレスが無いものが一番いいんですよね。結局そこを突き詰めるとスチールニブでいいのでは?ってなってしまいますが。

 

今回はペリカーノジュニアに入れるためのカードリッジとして購入した、ペリカン・エーデルシュタインのレビューです。

 

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ペリカン・エーデルシュタインとは

 

今回購入したのはペリカーノジュニアと同じブランドであるペリカンから出ている、エーデルシュタインというラインのインクです。

 

ペリカンから出ているインクは他にもあるのですが、こちらはいわゆる高級ラインです。

万年筆に対するダメージが少ない成分で作られているとか。

 

色は全部で8色あり、その年限定のカラーも毎年出ています。

エーデルシュタインとはドイツ語で宝石という意味で、インクの色も宝石にちなんだ名前になっています。

 

タンザナイト・カードリッジ

 

私が今回購入したのはタンザナイトという、ブルーブラック系統のカラーです。

エーデルシュタインのタンザナイトカードリッジ

今回はペリカーノジュニアで使う事が目的だったのでカードリッジです。

なんでエーデルシュタインにしたかって、このケースがおしゃれだからです。

見た目でテンション上がるのは大事です。

エーデルシュタインのタンザナイトカードリッジ

裏側はこんな感じです。アルミケースなので持ち運び時も安心です。中身入れ替えても使えそう。

 

このカードリッジタイプですが、全色出ているわけではなく、

  • タンザナイト(ブルーブラック)
  • オニキス(ブラック)
  • サファイア(ブルー)

の三種のみです。ほんとならもう別のカラーを試してみたかったのですが、この三色の中でだったらタンザナイト一択だなということで選びました。

オニキスはボトルですが持っているので……

今これを入れている万年筆が無いので、使うようになったらレポします。

完全にボトル買いですが後悔していない。

開封してみる

エーデルシュタインのタンザナイトカードリッジ

開けてみます。早速高級感があります。

パラフィン紙みたいなものにも印刷がしてありおしゃれです。

エーデルシュタインのタンザナイトカードリッジ

カードリッジは6本入り。

1ケース約1000円なので、単純計算すると(ケース代など考えないとして)1本約160円くらいです。

(価格は通販など、手段によって多少ばらつきがあります)

高くない?

 

冷静に考えると恐ろしいインクですが、それだけの価値を感じつつ大事に使う事にします。

カードリッジのデザイン自体もなかなかかっこ良いです。ロゴがおしゃれ。

エーデルシュタインのタンザナイトカードリッジ

カードリッジ本体にも印刷があります。

万年筆インクカードリッジ

手持ちのカードリッジと比較してみました。

上から

  • エーデルシュタイン
  • ラミー
  • パイロット
  • エルバン

です。

 

ペリカーノジュニアに入れてみる

 

エーデルシュタインのタンザナイトカードリッジ

目的通りペリカーノジュニアに入れて使おうと思います。

 

エーデルシュタインのタンザナイトカードリッジ

差し込み方向はこうなります。

エーデルシュタインのタンザナイトカードリッジ

さすがペリカン社の製品同士、すんなり入りました!

 

ペリカンのコンバーターは全然入らなかったのにカードリッジはすとんと差し込めるのがむしろ謎です。

エーデルシュタインのタンザナイトカードリッジ

ペリカーノの窓からペリカンが見える位置に調整してみました。

 

ここからいよいよ試し書きなのですが、ペリカーノジュニアは差し込んだカードリッジのインクが降りてくるまで比較的時間がかかります。

 

具体的に言うと、差し込んでから撮った写真を編集して家計簿をつけてツイッターを見る時間くらいかかりました。(その合間に紙にクルクル円を書いたりしていた)

なかなかインクが出なくても壊れたわけでは無いので気長に待ってみましょう。

 

タンザナイトの色見本

 

ここから色見本なので画像加工なしで行きます。

エーデルシュタインのタンザナイト

ブルーブラック系統のインクなので、見た目はダークブルーです。

今回ニブが太い万年筆のため、色味や濃淡もわかりやすいかと思います。

エーデルシュタインのタンザナイト

書き心地はサラサラしていて滑らかです。

エーデルシュタインのタンザナイト

使いやすそうな見やすいインクです。二度塗りするとかなり色が濃くなります。(裏抜けはしなかったけどかなりギリギリでした)

 

耐水性はどう?

エーデルシュタインのタンザナイト

ペリカンのロイヤルブルーは水に弱く、見事に溶けて無くなったのですが、エーデルシュタインシリーズはどうでしょう?

 

オニキスを買うときに調べた際、割と水には強そうという印象があったのですが……実験してみましょう。

エーデルシュタインのタンザナイト

スポイトで水をかけると、やはりどんどん色が滲んで来ます。

エーデルシュタインのタンザナイト

数分放置し、水気を吸い取って乾燥させたのがこちらです。

完全に消え失せるという事はなく、読めなくもないという程度には残っています。

 

エーデルシュタインではない、通常のペリカンのブルーブラックは古典インクですので、耐水性を求める場合そっちの方が良いかもしれません。

 

他のブルーブラック系の色との比較

手持ちの似た色合いのインクと比較してみました。

エーデルシュタインのタンザナイト

  • エーデルシュタイン・タンザナイト
  • 色彩雫・月夜
  • 色彩雫・深海

この3色だと見た目には深海とタンザナイトが似てるかなと思いました。

 

が、インクの色分布図を見てみると、位置的にはちょうど深海と月夜の中間くらいの部分にタンザナイトが来ています。

 

月夜みたいな黄色味(緑み?)はあまり感じないです。ニブの太さやフローの具合でも印象は違うかもです。

 

絵を描いた

 

エーデルシュタインのタンザナイト

クリーム色の紙に描いてみましたが光源のせいか白い紙に見える。

特に色補正はしていません。

 

とにかく、使いやすい、長く使っていても飽きがこない、用途を選ばない、という普段使いインクとして優秀だと思います。

 

万年筆に対してやさしい品質という部分は、高級万年筆を使用している人にとってはありがたいと思うのですが、自分の場合検証が難しいです。

普段使いしているペンがそこそこ高級なものである、という人が日常的に使うのがベストなのかも?

 

いつか金ペン買ったら違いを比べてみたいです。

エーデルシュタインのタンザナイト

こっちだと紙の色の差がちょっと分かりやすいです。

クリーム色の紙にも相性良いと思います。

使用したペリカーノジュニアですが、かなり太めのニブなので、インクの減りは早いと思います。

 

細かい文字には向かないので、私はサインペン感覚で使っていますが、小さめのノートや手帳などで使いたい場合は細めのニブの万年筆をお勧めします。

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