こんにちは、白みやです。
今日の更新は読書感想になります。
読んだ本は、ディスカヴァー・トエンティワンより発行されている、
「うまくいってる人の考え方」完全版 限定プレミアムカバー
です。
本の概要
・タイトル…「うまくいってる人の考え方」完全版 限定プレミアムカバー
・作者……ジェリー・ミンチントン
・発行日…2013年4月25日
・出版社…ディスカヴァー・トェンティワン
裏側はこのようになってます。読者からの感想をみると良書のようです。
この本を買ったきっかけは、完全なるカバー買いです。
何度か本屋で見かける度に、かわいい表紙だな〜と目を引かれていたのですが、ある時、帯に書かれているこちらの小さいイラストを目にして、
あっ、この表紙の本には見覚えがある!
と気づきました。
だいたい自己啓発書とか、そういう系統のコーナーに定番のように置いてある、文庫サイズの本です。
私が気になってたこれは、こちらのベストセラー本の限定プレミアムカバー版という事でした。
それだけ長く読まれている本ならきっと失敗は無いだろう……という軽い気持ちで買ってみました。
なににつけてもカバーがかわいい。
かわいい。
これで中身も天啓のような、目が覚める事が書いてあれば完璧です。
期待を込めて読んでみました。
もくじがたっぷり
まずこの本のテーマなのですが、「自尊心を高める」という事です。
1冊を通して1番作者が重視しているのがこの部分で、自尊心とは何か、自尊心があるのと無いのとではどう人生の見方が変わるかなどが前書き部分に書いてあります。
セルフイメージを変える事は難しい事のように思いますが、この本では「そんなに難しい事ではない」と語られます。
以前読んだアドラー心理学系の本では「セルフイメージを「完全に」変えるには自分が生きてきた時間分はかかる」と書いてあったので無理では??って諦めていたんですが、その辺はどうなんだろう。
本気で「自分は変わるぞ!!これからしばらくはセルフイメージを変える事に集中して生活するぞ!!」くらいの覚悟でやってみないとなんとも言えない。
私の場合、こういう本を読むのは割と好きですが、一時的なブーストにはなっても、その考えが定着するのが難しく、モチベーションが続かない(というか忘れてしまう)事が殆どです。
本の内容の話に戻ります。
中身は、
第1部「自分を好きになる」
第2部「よりよい考え方を選ぶ」
二つに大きく分かれており、更にその中で「自分を大切にする」「自分を受け入れる」などの分類があり、合計100項目あります。
この100の項目は見開き2ページで読みきれる様になっているため、長文が苦手な人や、隙間時間でちょっとずつ読みたい人に向いています。
1項目読みきるのに1分もあれば足りるので、サクサク進みます。
読み終えての感想
2、3日かけて隙間時間を利用して読んでみました。
文体はいわゆる海外翻訳の自己啓発本のテンションなのですが、歯切れ良く盛り上げてくれるので読みやすいし、見開きで終わるため主張がクドく無いのが良いです。
自己啓発系本をたくさん読んできた人には目新しい内容ではないかもしれませんが、それらをサクッとおさらいできるのは利点だと思います。
あと、この堅苦しく無いカバーのおかげで意識高い系の自分を演出せずに済むところも個人的にはポイントが高いです。
(書店に出回ってるので解る人には解ってしまいますが)
で、これを読んで自分はどう変化したか?あるいは変化できそうか?という一番肝心な部分ですが、
項目が多すぎて具体的な行動方法は一読しただけでは覚えきれない。とりあえず自分を甘やかそう。
という感想でした。
いやこれ、ちゃんと前書きに、
「週に1項目ずつ1年間かけて実行してみる」とか、「自分の状況にあった項目を見つけて取り組む」
という具合に、ちゃんと行動を伴なう事前提で書かれているんですよね。
読んで終わりではいつかは忘れるし、スキルとして身につかないので、一気に全部100項目頭に叩き込もうとするより、気に入った部分や自分に必要だと思った部分に特化して少しずつ実行しましょうという、ガイドブックに近いです。
なので、理想的な使い方としてはロングスパンで付き合っていく本何だろうと思いますし、その目的のために項目が見開きに収まるシンプルさなのは理にかなっていると思います。
私も読んでいてこれは試してみようと思った部分が何箇所かありましたので、無理せず1項目からやってみようと思います。
問題はその部分がどこに書いてあったか忘れた事です。
付箋貼っておけばよかった。
もう一度読み直して探します。
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