【エルバン】万年筆のカートリッジが使えるローラーボールペン

エルバンのローラーボールペン

こんにちは、白みやです。

 

今日の記事は、インク沼には興味はあるけど万年筆は使いにくそう、という人にオススメのアイテムです。

 

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エルバンのローラーボールペン

 

エルバンのローラーボールペン

それがこちら、フランスの老舗ブランド、エルバンから出ているローラーボールペンです。

 

こちらは同じくエルバンの代表色である「ヴィオレパンセ」という紫色のインクをイメージした限定カラーの物になります。

 

ヴィオレパンセの記事は過去に書いたので、ぜひ参考にしてください!歴史のあるインクです。↓

歴史の長い定番の紫インク、HERBIN(エルバン)ヴィオレパンセ
フランスのインクブランド、HERBIN(エルバン)の歴史の長い定番インク、ヴィオレパンセを紹介します。鮮やかな紫色が映える美しいインクです。無印のアルミ軸万年筆と合わせて紹介します。

 

ちなみに通常商品はこちら。スケルトンのものや、真鍮製のものがあります。

エルバンのローラーボールペンには種類があって、今回紹介するカードリッジタイプだけではなく、コンバーター付きのものもあります。
そちらの場合、ボトルインクを吸入して使えるため、やや価格は上がりますが、インクを楽しむ幅が更に広がります。
まだエルバンの万年筆を使ったことは無いのですが、欧州企画かつ安価に手に入るため気になっています。
機会があれば試してみたい品の一つです。

 

購入に至った理由

 

ローラーボールを購入しようと思った理由は、私の現状だと欧州企画のカードリッジを使える万年筆が、無印のアルミ軸万年筆と、ペリカーノジュニアの2つしかない、という事からです。

 

↓ペリカーノジュニアの記事はこちら

初心者向けでも高品質!ペリカーノジュニア
子どもから大人まで人気の初心者用万年筆、Pelikan(ペリカン)のPelikano junior(ペリカーノジュニア)を紹介します。線の太さや付属カードリッジのペリカンロイヤルブルーのレビューもセットで紹介しています。

 

今は無印にはエルバンのカードリッジを、ペリカーノジュニアにはペリカンのエーデルシュタインのカードリッジを使っているのですが、エーデルシュタインをもう少し細いニブで使いたくなり、無印と交換することにしました。

 

ペリカーノにエルバンを入れればいいのですが、ニブが太すぎてすぐにカードリッジが無くなりそう、とか、最近はニブが太いペンをあまり使わなかったりするため、気軽に使えそうなローラーボールを試す事にしました。

 

あと、ヴィオレパンセ好きなので、だいぶ前に雑誌で見かけた時から気になってたというのもあります。

 

エルバンのトラディショナルインクは、カードリッジでも結構な色数を展開しています。

たくさんのインクを試してみたい私としては、使えるペンの種類が増えるのも嬉しいです。

ボトルで買うよりも使い切りやすくて気軽なので……!

 

早速使ってみよう

 

エルバンのローラーボールペン

紫色のクリア軸です。

 

ヴィオレパンセ使った事ある人には分かると思いますが、あ〜なるほどヴィオレパンセね完全に理解したって感じの色してます。

エルバンのローラーボールペン

キャップに赤い字でブランド名の記載があります。

エルバンのローラーボールペン

ペンの部分のアップです。割と太めに線が出そうな印象。

エルバンのローラーボールペン

分解した所です。中にはヴィオレパンセのカードリッジが1本入ってます。

エルバンのローラーボールペン

しかし私は今回無印万年筆からの引っ越しなので、使いかけの「忘れな草ブルー」を入れます。

せっかくのヴィオレパンセコラボ(?)なのにごめん。

エルバンのローラーボールペン

この銀色の輪っかは固定されておらず、すぐに外れてしまうので紛失に注意です。

カードリッジ刺す時にスルスル落っこちてきます。

エルバンのローラーボールペン

セットし直しました。かすかにカードリッジの色が透けて見えます。

 

注意点

このローラーボール、(おそらく万年筆タイプの方も)使えるカードリッジのサイズはショートタイプのみです。

ロングタイプは入らないので注意です。

 

また、本体の軸が短いので、キャップを後ろにはめた状態のほうが書く時にバランス取りやすいです。

 

書き心地のチェック

 

さっそく書いてみたのですが……

エルバンのローラーボールペン

めちゃくちゃ書きやすいです。

 

インクがスルスル出てきます!出過ぎるくらいに滑らかです!!

 

各所のレビューでは「インクが掠れる」などの評価もあったので、個体差大きいんだろうな、当たりが届くといいな、と覚悟と期待をしていましたが、私の手元に来たものに関しては不満の一切無い、良好な書き味です。

 

この価格でこの書き心地だったら他にも数本あってもいいのでは?と思うくらいには使いやすいです。

 

万年筆だと、カードリッジを刺してからインクが降りてくるまでしばらくかかりますが、これはそんなこともなく、刺す、即、書くが出来ます。正直最初からこんなにインク出てくると思わなくてびびりました。

 

線の太さは?

エルバンのローラーボールペン

インクフローの状態にもよりますが、比較した感じカクノのMやラミーサファリのEFと同じくらいです。

 

ただ、万年筆とは書いてる時の手応えが結構違います。

 

ローラーボールはやはりボールペンなのでボールで転がしてる感じの軽さがあり、万年筆みたいな独特のカリカリシュルシュルした抵抗がありません。

 

その代わり角度や方向など気にせず好きに滑らせる事が出来ます。

 

おまけ

無印万年筆にエーデルシュタインのカードリッジ

空いた無印万年筆にエーデルシュタインのタンザナイトのカードリッジ入れたんですが、絵面的にクールで似合うしサイズぴったりなのでテンション上がりました。

 

これはこれで今後使い倒そうと思います。

 

インクの消費量は早いかも

 

エルバンのヴィオレパンセ

昨日入れ替えた忘れな草ブルー、1日で無くなりました。

体感として、インクの出がすごいので、同じ太さの万年筆よりも消費量は多い気がしました。

この勢いで使っていたらカードリッジ結構すぐに無くなりそうなので、新しい色を追加で買おうと思います。

 

で、現在はおそらくメーカー側のコンセプトにも沿っているであろうヴィオレパンセのカードリッジを入れて使っています。

やはりしっくりきますね。

持ち運ぶ予定がないのでインク漏れが起こるのかは検証しないのですが、万年筆よりはとっつきやすそうなアイテムです。

 

インクに興味があるという人や、色んなインクを使ってみたいけどボトルは使い切れないという人によさそうです。

 

私もこれでエルバンのインクもっと試していこうと思います。

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