レフ板機能のついた方眼ノート、その効果を実験してみました

レフ板ノート

こんにちは、白みやです。

 

ブログやインスタ、Twitterなど、写真を撮ってwebに上げるという機会は多いですよね。

どうせ撮るなら綺麗に撮りたいですし、写真が明るく写ってるのと、どんよりしているのとでは見た目の印象も大きく違います。

 

私もブログを始めてから写真を撮る機会は増えましたし、なるべく現物と近い印象で載せたいと思っており、毎度四苦八苦しています。

ノートや手帳もですが、特に万年筆のインクですと、撮った写真にフィルタをかけていじってしまうと、実際の色と印象がズレてしまうので、自然光勝負なとこがあります。

 

私の撮影環境は決して日当たりが良いとも、照明の当たり具合が良いとも言えないので、工夫しないと暗めに写りがちです。

もっと気軽にどうにかできないかなと思ってた時に見つけたのが、

 

レフ板機能のついたノート

 

という物です。

その発想は無かった。

 

気になってたのですが、うまく使いこなせるか自信がなく、しばらく見送っておりましたが先日思い切って買ってみたので、今回はそのレポートです。

 

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インスタ映え!レフ板付き方眼ノート

 

帯に元気よくインスタ映えする写真が撮れる、と書いてありまして、確かに食べ物の写真とか撮るには良いのかも?と思いました。

本物のレフ板をカバンに入れて持っていくのは無理があるけど、A5サイズノートくらいならカフェやレストランでもさりげなくバッグから取り出せます。

 

商品画像がこちら。

レフ板ノート

パッと見はごく普通のリングノートで、ゴムバンドが付いています。

しっかりした、これだけでも十分実用性高そうなノートです。

 

色展開も豊富で、シンプルな物から柄物まであります。迷彩とかレオパードとか。

私は買いに行った店舗に置いてあったのがピンクと水色だけだったので、水色を選びました。一見しただけだと普通のリングノートの見た目です。

 

中身は5mm方眼

 

レフ板ノート

ご覧の通り、中身は5mm方眼で、印刷色は薄い水色です。(グレーっぽく写ってますが)

レフ板ノート

買おうと決意したのは、中身がノートとして好みだったからです。

 

方眼式ノートは好きですし、線の色が主張しすぎないのも良く、大きさもA5なら普段使いしやすい。ページ数も100ページあるので、ボリュームもまあまあです。

 

つまり万一レフ板機能を使いこなせなくてもノートとして優秀って部分に安心感がありました。

 

ノートの巻末には見開きでレフ板がついている

 

レフ板ノート

最終ページにこのような銀色の見開きページがあります。

このノートのメインであるレフ板です。

レフ板ノート

厚みもそこそこありしっかりしてます。指紋が付きそう。

レフ板ノート

撮影用なので、ちゃんと自立するように折り込み式のスタンドが付いています。

立ててみるとこんな感じ。

レフ板ノート

横から見たところです。カレンダー式手帳などで良く見かけるタイプのスタンドです。

 

実際に写真を撮ってみた

 

毎回困ってる万年筆インクの実験画像に活かしたいので、過去に試し書きした紙を集めてきました。

まずはこれ。自然光のみで撮ったものです。この日の天気は晴れ。

レフ板ノートを使わず撮影

次にこちら↓。実際の光源(右側)からの光を拾いやすいように、左側にレフ板ノートを置いて撮影した写真です。

レフ板ノートを使って撮影

ちょっと違いがわからない。

 

光の当たり方が悪いのかなと思ってレフ板を今度は上側に置いてみました。↓

レフ板ノートを使って撮影

角度的に光を拾わないのであまり効果なし。

 

最後に、下側にレフ板を持ってきました。

レフ板ノートを使って撮影

写真に写っちゃってますが、確かにちょっと光の当たり具合は変わる。

……けど劇的な変化があるかというと微妙です。

 

レフ板のうまい使い方

 

通常、レフ板は人が手で持って、光源を拾い、被写体に向けて角度を調整しますよね。

 

このレフ板ノートの場合、スタンドで立てるという性質上、反射角度が上側に行ってしまうので、被写体に当てにくいのでは?という疑問がありました。スタンドの構造上、角度調整もできません。

 

そこで、

  1. まずスマホをスタンドに立てる
  2. 懐中電灯などで光源を作り、いい感じの角度で固定する
  3. レフ板ノートを手に持って光源を拾い、手動で被写体に当てる

という方法を試しました。

 

こちらが未加工↓

レフ板実験

こちらが大きめ懐中電灯で光を当てたもの↓レフ板実験

これがさらにレフ板ノートを使って光を当てたもの↓レフ板実験

あまり広範囲には当てられないのですが、スポットライト的な光らせ方はできました。

 

これは光源に懐中電灯を使ってるせいもあるのですが、「光源の良い所に移動して撮影するのではなく、あくまで自室の撮影環境でいかに明るく撮れるか」が目的なので、屋外だったり環境が違えば効果も違うかと思います。

 

まとめ

 

インスタ映え!って感じで撮れる方法を実験してみましたが、正直かなり時間がかかったのと、己のセンスのせいか「これはインスタ映えだろうか」って所で頭を抱える結果になってしまいました。

 

スマホスタンドの角度と被写体の位置を合わせる、ノートと懐中電灯を片手ずつ持って光の当て方を調整する、いい感じのところでシャッターボタンを押す、という流れになるのですが、なかなか大変です。

「気楽に綺麗に撮る」という目的を考えると、決して気楽ではなかったというのが感想です。

 

私は自室の限られたスペースで撮ることを前提にしてるのですが、出先で撮る分にはもしかしたら使いやすいのかもしれません。

(飲食店だと照明とか光源とか、明るくできてる所も多いので)

そのうちコツが掴めるかもしれないので、しばらくは撮影する際に使ってみます!

 

レフ板目的ではありますが、基本的には「好みのタイプの方眼ノートに光る板がついてるぞ!」くらいの気持ちでいようと思います。正直いい感じに撮るには手間がかかるので……。

 

フィルタ機能を使わずに撮りたいという方や、写真撮影の知識がある方、このノート気になったらぜひ実験してみて下さい!

 

私の知識と腕ではあまり真価を発揮させる事ができてなかったので、上手い人に使いこなしていただきたいです。

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