こんにちは、白みやです。
何度かブログでも紹介しているセーラーの顔料インク、ストーリアを入れて使っていたカクノの汚れがだんだん取れなくなってきました。
顔料インクのこびりつき
先に重要な部分を言っておくと、汚れがこびりついていても現状書き心地は今までと変わりないです。
なのでストーリアの「顔料インクだけど分子を細かくしてフローを良くし、万年筆自体のダメージを抑える」の部分は説明通りで、詰まったりかすれたりはインク切れ時以外には起こりません。
使い勝手はとても良いです。
このピンク色(dancerという名前です)、日常的に使用するためインクの減りは早いし、放置することもあまりなく、カクノのコンバーターの容量が少なめという事もあり、割と頻繁に入れ替えや洗浄はしてきました。
……が、そろそろ水洗いだけでは汚れが落ちなくなってきました。
コンバーターとの接続部が特に色素が残っています。
また、写真だとわかりにくですが、ニブの金属とペン芯の隙間などもピンクに染まりきっています。
いつもの洗浄方法は?
普段の洗浄方法は染料インクと同じで水洗い→浸け置きですが、
・つけおきしておく時間を染料の時より長めにすること(染料だと一晩のところを顔料だと24時間)
・浸けておく水の温度を高めにし(ぬるま湯以上40度以下くらい)、その温度である時間を長くする事(冷めたら入れ替える)
というようにはしてました。
ですがどんなに浸け置く時間を長くしてもなかなかこれ以上は落ちず、そろそろ何らかの工夫が必要ではと思うようになりました。
インククリーナーというものが売っている
そしたらちょっと調べただけでちゃんとインク洗浄用アイテムが見つかりました。
プラチナから出ているインククリーナーキットです。
(↓アマゾンサイトに飛びます)
レビューなどを読んでみるとかなり効果が期待できそうです!
ちなみに
- ヨーロッパサイズ用
- 顔料インク共用
という種類があるようです。私の場合は顔料インク用を購入したほうが良さそうです。
このキット、内容物に洗浄液とスポイトが付いて来ます。
使い方としては軽く水洗いして大まかな汚れを流した後、コップなどに水で薄めた洗浄液を入れ、スポイトを取り付けた万年筆でその水を吸い込んで内部を洗い、その後浸けおきしておくようです。
ですが、このスポイトはプラチナ社の万年筆専用サイズで作られています。
つまり、私はパイロット社のカクノで使用しているため、このスポイトはサイズ違いで使う事はできません。
が、洗浄液自体はメーカー関係なく使えますし、カクノで使っているコンバーターさえあれば問題無いです。むしろコンバーターの中身も洗いたいので……
(ちなみにヨーロッパサイズ用という方は、スポイトサイズが欧州企画になっています)
今回は情報を得る前にインクを入れてしまったので次回洗う時に使ってみたいです。
アマゾンだと現在は届くまでしばらく時間がかかりそうなので早めの注文がいいかも。
顔料インクは手入れが大変?
正直汚れが気にならなければ見た目だけの問題なので、そんなに使ってて不便は無いですね……。
蓋を開けたまま放置したりしなければそんなに染料と変わりません。染料インクでも蓋開け放置はすぐ固まりますし。
もう1色ナイトという名前の青も持っているのですが、現在は休ませてます。プレピーBBと色が似ているのでそっち使い切ってからまた活躍させたいです。
今は茶色が欲しいのですが色の濃さがどれくらいか気になるので、見本や試し書きができるお店を見つけてから買おうと思ってます。
そいうえばストーリアカラーのプロフィットジュニアが出ているそうですね!
調べてみたら西日本限定って書いてありました(通販は出来ます)。
インクも万年筆も同じメーカー同士で使うのがベストなので、ストーリア専用として購入するのも考えたのですが、ダンサーをイメージした色というのが無かったので見送りです。
LOFT限定の全体ピンクのカクノがあったのであれも良いな〜と思いましたが、当分は今のカクノを大事に使います。
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