2018年手帳レビュー・第6回:EDiT(エディット)週間ノート

こんにちは、白みやです。

2018年用の手帳を実際に1ヶ月使ってみたレビューも、今回が最後になります。

 

6冊目に紹介するのは、前回と同じくMARK’S(マークス)のEDiT(エディット)シリーズから週間ノートです。

 

EDiT週間ノートアイキャッチ

 

2017年から引き続き、リピート書いです

ですが昨年とは違う使い方をしている部分もあるので、そのあたりの使用例も交えて紹介していきます。

 

 

 

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商品スペック

 

  • A5変形サイズ(H196×W139mm)
  • 厚さ約1.3cm
  • 304P
  • 重量265g
  • マンスリーブロック(2017.12~’2019.01)
  • ウイークリーページ(2018.1.1~2019.1.6)
  • 月曜始まり
  • イヤリーカレンダー(2017~2018)
  • イヤープランページ(2018~2019)
  • 1年のビジョン、レビューページ
  • プロジェクトタイムライン4p
  • フリーページ(横罫線/138P)
  • アドレスページ
  • パーソナルページ
  • 巻末に世界の祝日、時差、路線図の付録付き
  • イタリア製PU使用のリザード調型押しカバー
  • スピン2本(黒とグレー)
  • 紙の色は白い

 

メインのスケジュールページ以外は以前紹介した「月間ノート」と同じ部分が多いです。

 

表紙はリザード調、イタリア製PUカバー

 

EDiT週間ノート表紙

表紙のカラーはエメラルドブルーグレーコーラルピンクパープル、ブラック、オレンジの6種。私が購入したのはエメラルドブルーになります。

 

表紙の材質は細かいリザード調の型押しになっています。カバーではないので、取り外しはできません。

 

また、公式サイトの説明によると、

※表紙素材について
本品表紙はポリウレタン樹脂加工により、時間の経過とともに自然劣化する素材です。
手帳の掲載期間以降の長期保管については、お客様の保管状況により劣化の状況が異なります。
(公式サイトより引用)

という記述があり、あまり長期間の保存には向いていないのかも?!

 

私は数年もてばいいのですが、一生大事にしたい人にはちょっと不安かもです。

どれだけの期間で劣化してくるのか、まだこのシリーズの販売が始まってから数年なので、今の時点での検証は難しいですね……

 

3年分のカレンダーと2年分のイヤープラン

 

EDiT週間ノート年間カレンダー2

月間ノートと同じ配置の3年分のカレンダーになります。

2018年は片側1ページに大きく載っており、その下にメモ欄があります。

EDiT週間ノート年間カレンダー

イヤープランも同じく2018年と2019年に跨って用意されています。

長期的なプロジェクトや、達成したいことなど、ロングスパンで計画を立てるのに向いてます。

 

また、何かの◯×チェックリストにもいいかもしれません。1つ目標を決めて、その日達成出来たら◯、無理だったら×をつける、とか。シールを貼るのもおすすめ。

1年間まとめて見られるので、達成感がありそうです!

 

月間ノートとの違いは印刷色です

月間ノートはこのページに限らず、黒、水色、赤の3色刷りですが、週間ノートはのみです。

 

EDiTおなじみ、ビジョンとレビュー

 

EDiT週間ノートビジョンとレビュー

(記入済みだったため修正しています)

書くのがわくわくするページですね!(最初は)

私は最初に意識高すぎる目標を立てて後から虚しくなる経験をしてきた為、今ではかなり堅実に書くようになりました。

 

下部のプランには10項目書く事が出来ます。

達成までは行かなくても、きちんと手をつけて前進出来てればいいかな、くらいの緩い気持ちでやっています。

 

とはいえ最初に一年の目標を可視化して自分の手で書き込むという作業は気持ちの整理になって良いと思います。実際文字に起こすって大事ですね!

 

月間のガントチャート、プロジェクトタイムライン

 

EDiT週間ノートプロジェクト

(一部書き込みがあったため修正してます)

月間ノートには無かったページです。

 

見開きで上半期、下半期に分けて4ページ

 

月間ガントチャートです。縦軸に大きく分けて6項目、その1項目が更に3行にわかれているので、合計18項目書き込めます。

 

一年を前期・後期に分けて見る事が出来るので、目標が立てやすいのではないでしょうか。

同時進行で管理したいことや、一つの項目を更に細分化したタスクにしたい場合など、柔軟に記入できます。

使い手次第で工夫できる面白い部分です。

 

 

書き込みがいのあるマンスリーページ

 

EDiT週間ノートマンスリーページ

月間ノートがどシンプルなフォーマットなのに対し、週間ノートは

TO DO欄が15項目と豊富にあったり、

その月のテーマを書き込むスペースがあったり、

形式がしっかり整っています。

 

(※参考までに月間ノートのマンスリーページがこちら↓ シンプルな分マスは大きい)

EDiT月間ノートマンスリーページ

 

まず月初めに大きなテーマを決めて、その為に必要なアクションをTO DO欄に書く、という手もありますし、TO DO欄にはプライベートの予定を入れ、マンスリーに仕事の要件を入れ、でもいいし、色々使い勝手がよさそうです。

 

マンスリー部分の上部の空白にもメモが出来ます。

 

週間ノートのメインは「三分割バーチカル」

 

EDiT週間ノートウイークリーページ

 

ウイークリーで、月曜始まりの見開き1週間。バーチカル形式なので、縦方向に一日が長いです。

上下半分に別れてます。

上半分は横3列に破線で区切られており、下半分はノートのような横掛のメモスペースです。

 

なかなかこのフォーマットは個性的で、使い方が定まるまで時間がかかりました。

画像だとちょっと印刷が見にくいので、図解を用意しました。

週間ノートフォーマット

基本的に縦分割の実線は入っていないのですが、ガイドのドットがあるので、自分で線を引けば日ごとに区切る事ができます。

 

下部のノート部分まで完全に区切ってしまえば、バーチカル形式の手帳と同じような使い方もできます。

また、上部が横三列に別れているので、3項目のガントチャートとして使う事も出来ます。(自力でもっと細かく区切れば更に項目数を増やす事も可能)

 

後半の膨大なノートページといい、下部のメモスペースといい、自由に書き込める部分が全体を通して多い、というのが最大の特徴だと思います。

そこが好きでリピートしています。すごく工夫されていると思う。

 

後半はたっぷり138ページの横罫線ノート

EDiT週間ノートフリーページ

この一冊の約半分はノートです。

 

うっすら見えるのですが、私は隅にページ数を入れています。

ウイークリーページのメモスペースに書き込んだ情報の続きや、関連のある事などと紐付けしやすくする為です。

 

これだけメモスペースが多いと、

どこかに書いた記憶はあるけど、場所を忘れた!

という問題が頻繁に起きます。

 

メモはするけど、情報がとっちらかっててカオスになり、探すのに時間がかかってしまい、無駄な手間がかかる!

……という経験を続けているので、一つの解決案としてページ数入れてみました。

 

巻末にはアドレス、世界の休日、路線図、パーソナルデータ

 

EDiT週間ノートアドレス

アドレス帳は見開き2ページ。

EDiT週間ノート付録ページ

主要都市の路線図、世界地図と時差の早見表、世界の休日、ラストのページにパーソナルデータがあります。

ここは月間ノートと同じです。

 

万年筆との相性は?

 

EDiT週間ノート万年筆テスト

アドレス帳を使わない為、アドレスページに試し書きをしてみたものです。

やはり見せる前提じゃない字だったため、読みにくくてすみません。

この手帳で使う可能性の高そうな万年筆をいくつか選んで記入してみました。

 

EDiT週間ノート万年筆テスト裏

裏が世界の休日のページになっていたため、若干見にくいですが、抜けないけど透ける、という印象です。紙が薄く、白色度が高い為、仕方がないですね。

 

めちゃくちゃ気になるという程ではないですが、実際使っていても裏の文字が透けてうるさい感じがする時あります。

 

あと、印鑑のインクはがっつり裏抜けします。手帳向けのかわいいスタンプ台とかは持っていないので試していませんが、ダイソーで買ったシャチハタ印は裏抜けします。

そもそもシャチハタ印を手帳に押す層ってそんなにいない?と思うので、あまり関係ないかもですね。

 

追記:2018.9/6

2019年の週間ノートは、今回紹介したレザー調の表紙の物の他、カバー付きのものや、マグネット付きジャケットも出ています。

 

カバーのには年号が入っていないようだし、使いまわせるのかもしれない。

 

 

使用例と使用遍歴

 

ここからは私個人の使い方の使用例になります。

 

2017年に使っていた手帳の記事でも書きましたが、この週間ノート、昨年も試行錯誤しながら最後まで使い切りました。

 

しかし、その時購入した目的というのが、

ただただメモページが多い週間の手帳が欲しい!!

という一心だったため、

ウイークリーページの使い方についてあんまり考えていませんでした。

いかにもつまずきそうなスタートを切っていたわけです。

 

今までウイークリーはレフト式しか使っていなかったので、ゆるい形式だろうとバーチカルに馴染みがありませんでした。

バーチカルというと、時間軸がびっしり入ってて、分単位でスケジュール詰まってるめっちゃ充実したビジネスパーソン用だよね??っていう印象でいました。

 

何のための手帳なのか

 

この週間ノートは、仕事の記録と、積み重ね作業の進捗を見るための手帳として考えていました。

 

2016年は、これらの記録をキャンパスのA5マンスリーノートに書いていました。

しかし書くスペースが足りず、マンスリー手帳では管理しきれないと思い、2017年はウイークリーで、メモスペースが豊富なものにしようと決めました。

 

ところが生活の形式が代わり、2017年はそこまで沢山の記録をする必要がなくなってしまいました。

進捗を細かく管理する必要が無くなってしまったため、手帳のフォーマットを持て余すようになったわけです。正直2017年の自分にはマンスリーだけで足りていたと思う。

 

とはいえせっかく買った週間ノート(正直高い)、無駄にしたくはないので、ダラダラ書くだけは書いてました。

とりあえず3分割してあるんだから、午前、午後、夜に振り分けて記録しよう、と思ったのが最初でした。

 

使い方① 午前、午後、夜に分けた

週間ノート使用例

まずは1日を3分割し、その日に何をしていたかの記録を取る手帳として使いはじめました。

スケジュール管理ではなく、ライフログに近い方式です。

 

実際この方式で半年以上やってましたが、途中で「こんな薄い内容で何の役に立つんだ?」って我に返りました。

仕事の詳細は別のツールで記録していたので、ここに書くのは「その時間帯に何をしていたか」というだけで、

 

  • 何時間やったのか書いてない
  • それ以外の時間何をしていたかわからない
  • 無駄時間はそれなりにあったはずなのに、他に何をしていたか覚えていない

 

という、まるで意味のない記録の仕方になっていました。

外出にしたって、どこに何時間出かけてた、とか、ゲームも何をどれくらいやったのかわからない。

時間管理という視点で見てもまるっきり参考にならないのです。

 

そんなだから、書く事自体だんだん飽きて来るのを感じ、何か別の方法はないかと考え始めました。

 

使い方② バーチカル形式で3つの項目に焦点を絞った

 

週間ノート使用例2

とりあえず書く内容を絞ろう、ということで上記のようにおおまかに3つに分けました。

趣味とか、自分が好きでやってる事をメインに、あとは雑用などを一番下に「その他」としてまとめました。

 

また、メモ欄はアイコンを書き込む事で視認性をマシにしました。(良い、とまでは行かない)。

 

私の場合色分けをしすぎると目が滑ってしまうので、最大でも3色までしか使わないようにしているのですが、この手帳、書き始めた時に色の振り分けルールを考えていなかったので、ちゃんとやっておけばよかったと後から思いました。

 

というか、何度か決めてはみたけど、急いで記入してる時とか、そのルールを忘れてるんですよね。

おちついてゆっくり書き込むというより、一日の終わりに眠い状態で急いで書く、というスタンスだったのも問題でした。いつも限界に眠いので、手帳に向かう時は常に集中力が失せていました。

 

この横軸で作業を管理していく使い方は、EDiT公式サイトや買った時に付いてくるリーフレットの参考例に似てると思います。

午前、午後、夜、に分割する方法で書くなら、いっそタイムラインがしっかり入ったバーチカルを使った方がちゃんとしたデータになるな〜と感じました。(EDiTからも出ています)

 

マンスリー部分はアウトプットの記録

2016年のようにスケジュールで動く事が少なくなったためマンスリーの使い方も持て余してしまいました。

そこでこの欄はブログ記事のように、何か書いたり創ったりしたものをアウトプットした際にチェックを入れていくという使い方にしました。

これが一ヶ月の間にたくさんチェック出来ているとなかなか達成感があります。

この使い方は良かったです。

 

2018年現在どう使っている?

 

週間ノート使用例3

 

使い方の基本は2017年に改良したものとほぼ一緒です。

ただ、項目を変えて、ゲームの記録はやめました。(それほど時間をかけていない事と、振り返って見直す意味があまり無いと感じたため)

 

その代わり下段にテンションあがりそうな事を書き込むようにしました。毎日書き込めるとは限らないのですが、何かあったときは些細な事でも埋めるようにしています。

 

また、メモページは色分けを意識するようにしました。

昨年は使うツールも特に決まっておらず、本文の色が黒だったり青だったり紫だったり、その時たまたま手に取ったペンを適当に使っていたので、情報の見分けが出来ませんでした。

 

なので、使う色はピンクと限定し、青は忘れては困る事(期限のある予定とか)、ピンクは覚えておくと得する事(雑学とか情報)、に分けました。

 

今年に入ってからブログを始め、ワードプレスについて何も知らない所からスタートしたので、それらの知識や覚書などで順調に埋まっております!

 

今年はしばらく週間ページはこの使い方で進めていく予定です。

 

ただ、マンスリーやプロジェクトタイムラインについては使いこなせていないので、ここをどうするかが課題です……

 

2018年手帳レビュー・第5回:EDiT(エディット)月間ノート
2018年に購入した手帳のレビュー、第5回目はMARK'S(マークス)のEDiT(エディット)シリーズより、月間ノートを紹介いたします。万年筆の裏抜けテストや使い方の使用例についても書いています

月間ノートの記事はこちら↑

 

 

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