こんばんは、白みやです。
今回はEDiT(エディット)の紙質って最初の頃に比べて万年筆に強くなってきたなって話を、雑記感覚でレビューしていきます。
2014年からEDiTを使っていた
2014年からEDiTユーザーでした。
その頃は1日1ページの物を使ってました。そして2015、 2017、 2018と使い続けてるリピーターです。(2016年だけキャンパスに浮気しました)
要はMARK’S推しです。
MARK’Sのノートの世話になること2桁の年数をとうに超え、今後も推していく所存。お願いだからデイズのリングノート復活して。(※ダイアリーは出てる)
2014年の自分は1日1ページ手帳を欲しており、その頃ってEDiTかほぼ日くらいしか選択肢が無かった気がします。もっと探せばあったのかもしれないけど、目につく所だとこの2つがメジャーって感じでした。
ほぼ日は今まで使った事がなく、今後も使うつもりはないのですが、mother2デザインめちゃくちゃかわいいですね。身内がコレクションしているのですが気持ちはわかる……LOFT行くたびにかわいいな〜〜ってつい眺めてしまいます。
付属アイテムもたくさんあるし、カバーも豊富で選ぶの楽しそうって思ってます。
それでも手が伸びないのは、中にひとことコラムみたいなのが入っているから。
ほぼ日以外でも、コンセプトのある手帳には、格言、雑学、ライフハック、引き寄せなどなど内容に沿ったコメントが入っている物も多く、そこが良いという方も多いですが、シンプル好きな私は、余分な文字情報がない方が好みです。
そこを考慮すると、ほぼ日とEDiTならどうしてもEDiTに傾くわけです。
EDiTというかMARK’S製品のデザインセンスが好きです。
色合わせとか、中身とか、すっきりしているけど無愛想な感じがぜず、使いやすいし、使いたいって思うデザインをしているものが多い。
話が逸れましたが本題に入ります。
紙と万年筆って相性があったんだと気づく
万年筆をよく使うになった私は、紙には万年筆に向いている物と向いていない物があるということがだんだん分かってきました。
紙によってインクが白浮きしたり、吸い込みすぎたり、かすれたり、繊維がひっかかったり。
これは万年筆とというか、インクとの相性なのかもしれない。何にしても奥が深い。
フィルム付箋以外の大概の物はなんでも受け入れてくれるゲルインクボールペンの素直なことよ。
もともと文具好きではあるのですが、数年前に怒涛のモレスキンブームが自分の中で巻き起こり、たくさん買い漁った事があります。
買ったはいいけど一気には使いきれないので、それなりの量がストックしたままになってました。それらを今こそ万年筆で使おう!と張り切って下ろしてみたのですが、
ことごとく裏抜けする。
その後ネットで調べてみたら、どうもモレスキンは万年筆にはあまり向いていないようでした(生産ルートにより抜けない個体もあるらしい)。
以来、ノートとペンの相性をチェックする癖がつき、EDiT手帳もその一貫として、試し書き実験をしていました。
それがこちらの画像です。
2014年、2015年、そして最新2018年のものを並べました。
その当時手元にあったペンで書いているため、統一性が無いのが物足りないですが、ボールペンと万年筆を中心に試し書きをしていました。
そして裏面がこちらです。
よく見ると2014年のものは万年筆ゾーンに裏抜けがあります。しかし他の年のものには起きていません。
2014年のEDiTの用紙
小さくて見にくかったので、大きめの画像を上げます。
2014年3月始まりのEDiT(1日1ページ)のもののアドレスページに書き込んでいます。
(実際に記入したのは万年筆にハマったあとなので2016年です)
試したものは
- ぺんてるのItシリーズ
- フリクションシリーズ
- Signoシリーズ
- SARASAシリーズ
- ジェットストリーム
- 蛍光ペン
- 筆ペン
- 無印のゲルインクの赤
- 万年筆各種
になります。
裏を返すと、
万年筆は裏までしっかり抜けていました。
特にエルバンの物が顕著です。
エルバンのインクというと、粘度の低い物が多いです。サラサラしたテクスチャのため、紙に染み込みやすい特徴があります。
パイロットの黒もだいぶ危ないです。
万年筆以外だと筆ペンがかなり抜けてしまいました。
2015年のEDiTの用紙
前回の2014年の3月始まりの手帳から10ヶ月後位に買った、2015年1月始まりのEDiTです。
同じく1日1ページのもののアドレス帳に書きました。(いかにアドレスページを使っていないかわかる)。
万年筆が抜けなくなった!!
抜け、というか透け、という意味ではむしろ太めのサラサの方が気になるくらいになっている。
まだちょっとエルバンのインクがきわどい所がありますが、2014年のに比べると一目瞭然で抜けにくくなっています。
外見的にも厚さや手触り的にも違いは感じないのですが、このタイミングで紙の改良したのかな?と思いました。
2018年のEDiTの手帳
最新版です。メモページの最後を切り取ったので隅にページ数が入っています。
尊い犠牲になってもらいました。
裏側です。
やはり抜け無いけど透ける、という感じです。油性ペンはしっかり抜けてますが、使う事もないので大丈夫です。
わかりにくいですが、シグノのゴールドは裏抜けしています。0,8という太さもありますが、油分のような水分のようなものが結構出るので裏まで染み込みます。
実際これにカクノのFにパイロット純正黒を入れたもので記入していますが、「ぎりぎり抜けないけど、裏の字や前ページの字が透ける」。
特に今使ってるカクノのフローがやたらといい(たまに漏れる)ので、真っ白の紙に黒々したインクだと透けが目立ちます。
どこのメーカーもなのかもしれませんが、年々紙質なども変わってるんだろうなと思います。
裏抜けしにくくなった、という場合もあれば、抜けるようになった、という事もありえるだろうし、紙は買う時パッと見では判断がしにくいので難しいですね。
試し書きがもっとたくさんできるといいなと思います。
原材料の都合とか色々あるんだろうけど、紙もの大好きなんで、開発頑張って欲しいです!
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