こんにちは、白みやです。
今回はダイソーから出ている「美文字練習帳」という、字の練習用書き込み式テキストを紹介します。
ブログの画像などでも散々字が汚いことは暴露してるんですが、日常生活的にも字が悪筆故にデメリットを感じている為、ちょっとはマシにならないだろうかと購入してみました。
せっかくなので万年筆を使って練習したいと思っているので、そちらとの相性も見ていきます。
ダイソー美文字練習帳は100円とは思えないボリューム
表紙を抜いて80ページほどのボリュームです。
解説のページなどもありますが、それにしてもたっぷり練習できそうです。
おすすめの筆記具は万年筆、ボールペン、サインペンなど、自分が普段使っていて美文字に見せたいもので行うと良いとの事です。
私が選んだ筆記具はペリカーノジュニア
そこで私が練習用に手に取ったのは「ペリカーノジュニア」です。
これについては以前詳しい記事を書きましたが、ドイツの小学生が文字を練習する時に使う目的で作られています。
その時の詳しい記事はこちら↓

なので小学生レベルすら怪しい私が字を練習するにはおあつらえ向きです。
ニブが太くてフローもいいので、大きめの字を書くのにもちょうど良いです。
早速書いてみた
これ、肖像権的に中身どこまで出していいのか微妙なので、テキスト部分は省いて書き込み部分の画像を少量上げます。
(もしまずそうならすぐに画像は下げます)
ウォーミングアップとして、曲線や直線を練習するページがあります。
さくさくと書き進めて次に行きます。
平仮名の練習に入りました。
このページは一片が3cmくらいの大きなマスで練習します。
ペリカーノジュニアの太いニブが活かせて書いていて気持ちがいいです。
気になる裏移りは……
万年筆といえば裏移りが気になります。
この練習帳の紙質は、かなりラフな紙質でカサカサしています。
子供用らくがきちょうをやや厚くしたような感じです。無印の4コマノートよりかはキメが細かい位です。
水分の吸収も良いので、裏抜けしそうな感じがあるのですが……
やはりインクが溜まる書き出しと書き終わり部分が抜けています。
気になる人は万年筆じゃなく別のペンを使うか、テキストを見ながら別の紙に書く方が良いかもしれません。
別のペンなら抜けないのか?
ペリカーノが特別太ニブであったり、ペリカンのインクの粘度が低すぎるのではないか?
と思って別の万年筆も試してみました。
一番マルチな使い方ができそうな、カクノのFにパイロットの黒カードリッジという定番セットです。
これをペリカーノジュニアと並べて書いてみました。
表側はこんな感じです。
ニブの太さで字の印象もだいぶ違います。
個人的には書き心地はペリカーノの方が好きです。紙への引っかかり具合が気持ちよく、書きやすい。
それにしても普段字をゆっくり書く事が無いので、こうして一文字一文字書いていくとゲシュタルト崩壊がひどいです。
裏側を見てみます。
やはりペリカーノの方がしっかりと抜けています。
書く文字の大きさが小さくなってくると、ページ全体に裏抜け部分が細かく広がるので目立ちます。
カクノもところどころ裏抜けがありますが、ペリカーノと比較するとだいぶ抑えられてます。
筆圧次第ではあまり気にならないかも。
私はこの練習帳は一通り使い切ったら処分するつもりなので、裏抜けしてても気にしないでこのまま使っていくつもりです。
ひらがなの他にも
平仮名だけでなく、カタカナ、漢字、文章という具合に内容が進んでいきます。
少量ですが横書きの練習もあります。部首に特化した練習ページもあります。
100円でこの内容ならなかばか濃いのでは?と思うので、悪筆をどうにかしたいとは思ってるけど本格的なペン字を習う所までの熱意は無い……という人には、とっかかりとしてオススメです!
私もちまちま進めていこうと思います。
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